作品提供:荒 良英さん、𝐈.𝐒𝐚𝐬𝐚𝐤𝐢さん、shin81014さん、鈴木稔也(@toshi.25photo)さん、chiaki_mameさん、はやちゃむさん、八木隆行さん、lanicreation/榛葉昌久さん(順不同)
2023年11月30日 から 2024年1月18日まで開催した
「オクシズでみつけた私のお気に入り」フォトコンテスト2024
~静岡市 × SDGs推進 TGC しずおか 2024 × 東京カメラ部~ へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品をここに発表いたします。
一言にオクシズといってもその範囲は実に広大だ。特に3000m級の山々がそびえる県境エリアは、まさにオクシズの中のオクシズといえよう。その山脈名の由来ともなっている赤石岳で、2泊3日の山行の最終日の夜明けを迎えた。雲上にそびえる富士山と空のグラデーション。思い思いの時を過ごす登山者たち。赤石岳避難小屋での心温まる出迎えも相まって、私にとって忘れえぬ景色となっている。そんな思い出深い作品が優秀賞に選ばれ、大変嬉しく思う。
素敵な場所に住んでいて、ここならではの素敵な出会いがある。ニホンカモシカはいつも興味深げにこちらをうかがいます。「やあ、元気?」「元気だよ。」そんなやりとりが日常的。種を超えて、この地に生きる仲間として、対話をし続けることができる環境を私たちは永く残していきたい。10年後も100年後も。「やあ元気?」また会おう。
雲海と富士山の景色で有名な撮影スポットですが、どちらも必ず見れる景色ではなく自身も今まで2回訪れた事があるのですがこの両方を写真に収める事は出来ませんでした。そういった経緯もあり今回初めて富士山と雲海の両方を撮ることが出来その絶景に見惚れていました!そして時間もあったので星の軌跡の撮影もしたのですが、大地から湧き上がる雲海から星空まで景色としては全てを収める事が出来大満足な撮影でした!
冷え込む日が続いたタイミングで、登山が趣味の後輩を連れて撮影地に向かった。少し険しい山道を歩くこと1時間弱で到着した。あまりの巨大さに2人で顔を見合わせ、疲れが一気に吹っ飛んだ。滝だけを撮影しても大きさが伝わりづらいと思い、対比として後輩に立ってもらった。完全氷結とはいかなかったが、16ミリの広角レンズでダイナミックに切り取り、真っ白な氷爆に赤の上着が映える形になった。
この写真は2018年1月に清水区の吉原地区にて撮影しました。以前からこの場所は富士山と雲海の撮影スポットとして有名ですが、この日は手前の茶畑に雪が積もり、雪が滅多に降らない静岡市においては貴重な景色を見ることができました。オクシズにはまだまだ知られざる美しい景色が眠っていると思うので、これからも撮影を続けていきたいと思います!
本作品は、5月のオクシズの山中で撮影しました。撮影場所は標高が高く、空気が澄んでいるため綺麗な星空を撮影することができたのですが、気温が氷点下になり、厳しい環境での撮影でした。オクシズは周辺に街明かりが少ないため、綺麗な星空、天の川を見ることができ、これはオクシズの大きな魅力だと思います。そんなオクシズの星空を、本作品をとおして皆さんに伝えられたら嬉しいです。
この度は、この様な賞を頂き、嬉しく思います。撮影した場所は畑薙第一ダムの車止めから約20km。当然ながら自家用車で行く事はできません。自転車での行程は未舗装道路や登り坂で二軒小屋ロッジまで辿り着くまで苦労しました。ロッジまであと少しと言う所で、この場所に出会い、先を急いでましたが、紅葉した唐松と青空の綺麗さが疲労を癒してくれました。「よく来たね」と歓迎を受けている様でした。
CyclingFriendsの仲間たちと急坂を自転車で登り、ぴぃたか展望台へ。眼下の急斜面にすり鉢状に広がった茶畑の美しさに時間を忘れただただ見惚れてしまう。みんな頑張ってペダルを回して登ってきたので、多少の美しさへの補正は入ってたかもしれないが、ここは案内標識など一つもないとっておきの場所。素敵なベンチやテラスやトイレもない、車の転回スペースもない、季節によってはヤマビルに注意。それでもここはおすすめの場所。
奥藁科の山奥で小さな集落を見守るようにそびえ立つ大きなイチョウの木。両親を連れて、黄色く色づいた静岡県指定天然記念物「黒俣の大イチョウ」を見に行きました。歳を重ねた両親が推定樹齢500年と言われるイチョウの木を仲良くならんで見上げている姿を撮影しました。特に近くで見たのは初めてという父は「おー、いきゃぁなぁ(静岡弁で大きいなぁ)」と驚いていました。
新東名新安倍川橋から少し上流の足久保に有る浄土宗遍照山摂取院新光明寺は毎年秋に素敵な紅葉ライトアップが行われ多くの方で賑わいます。写真仲間で毎年恒例のバースデー撮影会を新光明寺紅葉ライトアップを背景に行われたワンシーンです。モデルさん自ら数パターンの衣装と小物を持ち寄り次はどんな衣装なのかワクワクしながらランウェイにも見える参道で楽しい撮影会でした。 モデル @nonnon1125
雨上がりの翌朝、雲海が出ると思い、富士山と雲海を撮りたくて夜8時頃に家を出ました。一時間半掛けて、撮影スポットに着きました。着いた時に大雲海が目の前に現れましたが、肝心な富士山が雲の中に隠れて見えませんでした。暫く経つと今まで見たことがない雲海光景に遭遇し、素晴らしい絶景に感動しました。疲れを忘れて一晩中夢中で撮影していました。10数年間富士山撮影をしてきて、初めての良い思い出になりました。
畑薙大吊橋へ向かう道中に、畑薙湖を写した一枚です。連なる美しい紅葉に目を奪われ、水の透明感にも驚きました。気持ちのいい秋晴れの元、オクシズの紅葉を満喫できました。県内有数の紅葉のスポットとしても知られており、毎年楽しみにしているロケーションです。この度はご選出いただき誠にありがとうございました。
日本三大崩れの大谷崩が上流に有り、急流と崩壊地が多い安倍川とその支流には、連続した砂防ダムを見ることが出来ます。下流から見上げるとまるで段数のある大きな滝の様で、なかなか迫力が有ります。自然の中の巨大人工物は見方によっては痛々しく感じる事も有りますが、圧倒的な自然に抗する存在感に惹かれてしまいます。特に新緑と紅葉のシーズンは、有機物と無機物がせめぎ合って馴染んで行くような気がして、その美しさについ足が向いてしまうのです。
最近では大人気スポットということもあり現地に7時前に到着するよう深夜に出発しました。現地についてから約30分歩いてようやく撮影スポットに到着。赤黄緑とカラフルに色づいた紅葉を見るために静岡県最北部に位置する畑薙大吊橋を散策する登山者たち。とても美しい紅葉に包まれて吊り橋を渡る様子を伝えたくて遠くから望遠で狙いました。遠くて時間のかかる場所ですが毎年必ず行きたいオクシズの絶景スポットです。
日々時間に追われる生活から抜け出し、友人と目的地に思いを馳せドキドキしながら静岡の奥の山中にあるお茶屋さんに向かいました。受付を済ませ、山道を徒歩で登ること20分、急登を抜けた先には、黄金の茶畑が広がっていました。冷たい足湯でクールダウンし、美味しいお茶を飲みながら他愛ない話したり、爽やかな風を感じ過ごした時間は、何物にも変え難い夏の思い出となりました。
大好きなオクシズと奥大井を繋ぐ大井川に架かる新接岨大橋。いつも何の気なしに渡っている橋だが、ちょっと脇道を歩いて下から見上げて見ると、観光客や地元の人たちを支える縁の下の力持ち的な存在で、この橋と橋を作った人間の偉大さに気づく。いつもは主役が歩くRunwayだけど今日はRunwayが主役でもいいですよね!?
玉川地区の花火を撮影しました。静かな山々にこだまする花火の音と光がとても美しかったです。絢爛豪華な花火大会とは違った趣があり、地域の方々の温かさをとても感じました。情報過多で誰もが多忙な時代だからこそ、スローでリラックスできる時間を大切にしたいですね。オクシズには心ほどける時間がゆったりと流れています。ぜひお越しください。